エボ ハーレーとスヴァルトピレンの日記

趣味のバイク(エボ ハーレー&スヴァルトピレン)、撮影などについてのブログです。

ドゥカティ モンスター+に試乗した。



 

新しい駐輪場の空きが回ってきて、置けるバイクのサイズ制限がなくなったので、何となくいろなバイクを物色したくなりました。

 

メインのバイクは古いハーレーなので、「高回転まで回しながら軽快に走るバイクは自分には向いてないかも」と思ってました。

でも、スヴァルトピレン401を増車して、思いの外そんなバイクも楽しいなと思っているところです。

 

そこで、今回試乗したのが2023年式 ドゥカティ モンスター プラスです。

 

結論から言うと、スヴァルトピレン401と入れ替えたくなっちゃいました。

 

そのポイントはこちらです。

 

1.グイッとアクセルをひねったときの、エンジン一発一発の爆発と連動しながら地面を蹴って加速していく感じが非常に気持ちいい。

2.アクセルをひねればすごく早いのに、街中でゆっくり走っててもストレスがない。

3.めっちゃ軽い、足つきも良い

 

スヴァルトピレン401が用途(ハーレーより軽くて、気軽に乗れて、個性が強い)的に唯一無二かな?と思ってたのですが、モンスタープラスは完全に上位互換のバイクでした。

 

以下、詳細です。

 

■エンジン

アイドリング状態では、ほとんど鼓動感的なものはありません。停めた状態で回転を上げても、さらっとスムーズに吹け上がります。

低速トルクが必要十分なので、発信時も不安はありません。

 

低回転から大きくとアクセルをひねると、「ダダダダダっ」と力強く加速してます。エボのソフテイルもこれに近くて、私の大好きな加速感です。

加速時の鼓動感も非常に心地よくて、一瞬ハーレーとスヴァルトピレンをドカ1台にまとめちゃっても良いかも!?と思いました。

XSR700の加速感もこれに近かったと思いますが、速度の伸びと鼓動感はモンスターの方が強烈です。

 

このバイクのすごいところは、そんな強烈な加速感がありながらも、ゆっくりでもストレスなく走れるところです。

XSR900はエンジン特性とポジションから、低速走行がとてもしんどかったので、モンスターの扱いやすさに驚きました。

 

ドライブモードも3モードから選べますが、そこに頼らなくても良いくらいです。

 

エンジンのモードは、優しい順にARBAN、TOURING、SPORTです。

ざっくり違いを言うと、アクセル開度に対してクイックに反応するのが、SPORT、ゆっくり反応するのがARBANという印象でした。

市街地では、ARBAN、TOURING。郊外や高速ではSPORTがちょうど良いかなと思いました。

特性の違いが明確で切り替えも楽なので、重宝しそうな機能だなと思いました。

 

シフトの入りもすごく心地よくて、音も感触もしっとりとしています。操作した時の反応がはっきりしています。

 

■ポジション

私は168cmで短足ですが、カカトベタ付きで、ちょっと膝が曲がるくらいでした。

足つきが良すぎます。車重が軽いことも手伝って非常に取り回ししやすく、全くコカす不安がありませんでした。

一方で、座面からステップまでの距離が短いので、足が窮屈に感じてしまいました。

正直、ここまで低くなくても良いかなと感じました。

店員さんにそれを伝えたところ、標準装備になっているローシートを本国の標準シートに変えられる方も多いとのことでした。

 

■ブレーキその他

私は細かいことはわからないですが、何の不満もありませんでした。

ハンドリングも非常に素直で、初めてでも違和感なく乗れました。

 

■デザイン

ここが刺されば即決しちゃいそうなんですが、最近の他のバイクと比べて飛び抜けたものを感じないんですよね。

ドゥカティのソリッドレッドは非常にそそるのですが、「これがモンスター+の特徴だ!」みたいなポイントがないんですよね。

エンジン周りも個々のパーツは執拗に細かく造形されているんですが、主役のはずのLツインエンジンが溶け込んでしまっている印象です。

丸目ライトだった頃までは、見せ場が明快なデザインだったのに。

帰って色々調べてたら、SS950も良さそうなので、デザイン的な観点だとそっちの方が気になってます。

 

 

<まとめ>

時期増車候補として、R1250GSが一番だったんですが、ここにきてモンスタープラス(かSS950)が最有力になってきました。

ハーレーやBMWの現行車に試乗して、「やっぱり20年以上前のバイクが、味が濃くて良いかな」と思ってましたが、その感覚が吹き飛びました。

ドカについても古い方が味は濃いのでしょうが、エンジンだけでなくポジンションやハンドリングもクセが強い上に、故障リスクが不安です。

むしろ現行車の方が扱いやすさと「味」がうまくバランスしてるんだろうなと思っています。

 

私的にはスヴァルトピレンも十分楽しいバイクなんですけど、それを上回るモンスタープラスの感性価値に感動しました。

ちなみにメインで所有している98年式のハーレーは、エンジンや存在感が好きすぎて殿堂入りしてます。

 

 

<ついでに>

実はR1250Rも試乗しました。R1250GSの流れで結構期待してたんですが、割と普通だったので時期増車候補から外れました。デザインはモンスターより好みなんですけど。

R100Rも非常に気になってるんですが、100万円前後からだし、壊れたら治るかどうか「?」なので候補から外れかかってます。

 

スヴァルトピレンを自分でカスタム!

2023年12月頭に、エボ ハーレーに加えて増車した2022年式 スヴァルトピレン401。

ハーレーよりも手を掛けないつもりで買ったんですが、納車を待っている間に色々欲が出て、てんこ盛りでたくさんパーツを付けちゃいまいした…!

Aliexpressで購入した中華パーツもたくさんあるので、その辺りもご参考ください。



<交換したパーツ>

■バーエンドミラー(FENRIR、6650円)

→純正オプションにもラインナップがあります。デイトナのハイサイダーと元の商品は同じで、質感も高いのですが、そちらは左右で20000円もします。こちらはちゃんとアルミ切削で、車検に通るサイズもあります。取り付けもボルトオンでした。

 

 

■LeoVinceのステンレスマフラー(中古で33000円くらい)

→普段、古いハーレーに乗っていることもあって、もう少し音量が欲しいなと思いました。

取り付けてみると、ちょっと音量が上がります。音の歯切れもちょっと良くなります。低中速の特性はノーマルの方がいいような気がします。次回車検の時に元の戻してそのままにするかも。

こちらを取り付ける際はガスケット不要なのですが、ノーマルでは専用のガスケットが必要です。このガスケットは取り外すときに壊すしかないので、ノーマルに戻すときはガスケットを再購入する必要があります。

 

■前後ブレーキマスターカバー&ガード、サイドスタンドの先、ミラーのネジ穴カバー、エアバルブキャップ(Aliexpress、セットで5617円)

*フロントのブレーキマスターカバーに付属のネジが長すぎて、ちょっと短いネジを買い足しました。

*リアブレーキマスターガードは、取り付け部の角度がおかしくて、ちょっと曲げて取り付けました。

・サイドスタンドの出しにくいスヴァルトピレンですが、こちらを取り付けるとサイドスタンドを出しやすくなるオマケもついてきます。

 

■左右レバー(Aliexpress、セットで4947円)

シンプル&質感の高いデザインで良い感じです。

 

<付け足したパーツ>

■ETC(中古、8000円)

→アンテナはウインカーステーに乗っけました。本体は車載工具を外したところに収まります。

 

■ラジエターガード(Aliexpress、1850円)

ネジ穴と下のステーの位置がおかしいので、そのままだと取り付けられません。

下側のステーを一旦広げて、取り付けてから狭めるとそれなりに収まります。

ラジエターのサイドカバーとの干渉はありませんでした。

 

■電源系
デイトナの電源ユニット:電気をバッテリーから直で取りつつ、アクセサリ電源により電源供給をイグニッションに連動させられます。

デイトナのUSB C電源ソケット:今の時代cでしょ!と思って購入しましたが、このパーツはなかなかのクセモノです。
ソケットの口が小さいので、Ankerなどの端子の根元が太いケーブルは物理的に挿せないんです。
加えて、バイク用のアクセサリって、意外とUSB Aを使ってるものが多くて、USBタイプのグリップヒーターなんかはA→Cの変換プラグが必要だったりします。

下に紹介してるケーブル類は、無事ソケットに挿すことができました。

 

・クセモノのデイトナのUSB Cに電源ケーブルに挿せたケーブルたち

 

 

■ハンドルブレース

スヴァルトピレンの元々のハンドルブレースって細くてしょぼいです。

これで質感を上げつつ、アクセサリも取り付けやすくなります。

 

 

スマホホルダー
専用ケースが必要ですが、マウントがシンプルで、取り付けも楽なので、ハーレーでも愛用してます。振動でカメラが壊れるので、ダンパーもつけてます。

 

 

ドラレコ&マウント
事故処理動画を見てたら欲しくなって、簡易的なものを取り付けました。
前方しか取れないんですが、手頃でかっこ良いです。

ハーレーにはデイトナの前後撮影可能なドラレコをつけてるんですが、あのタイプは本体、リモコン、ケーブルの収納に非常に苦労するので、候補から外しました。
付属のステーはビスが長すぎたり、固定が甘かったので、別途クランプを購入しました。

最近カメラ向けの良いアクセサリをたくさん出しているメーカーです。アルミ製でかなりしっかりしてるのにお手頃。アクションカム取り付けにもおススメです。
   

■グリップーヒーター&配線処理

面倒な配線などが必要ない、グリップに被せてUSBで電源を取るだけのグリップヒーター。

色んなアクセサリを取り付けてると、ケーブルの整理が必要になってきます。

タイラップだと、配線に食い込んだり、つけ外しができなかったりするので、今回から布製の結束バンドを導入しました。配線に優しく、かつしっかり固定できるので非常におススメです。

 

 

■オリジナルステッカー

外装の保護とドレスアップを兼ねて、ステッカーを制作しました。
UV印刷で耐候性もバッチリ!

 

■ヘルメットホルダー
スヴァルトピレンには元々ヘルメットホルダーがないので、取り付け。

 

■ナンバープレートホルダー

ナンバーが下の方についてるので、よく引っかかって曲がるそうです。

その対策用に。

■バイクカバー

屋根があるなら、これくらいで十分?軽くて扱い安いです。Lサイズがスヴァルトピレンにはピッタリです。安いので、傷んだら買い換えようと思います。

 

 

スヴァルトピレン増車!

こんにちは!

今回は、エボ ハーレーに加えて、2022年式ハスクバーナ スヴァルトピレン401を増車した話です。

12月の頭に納車して、500kmくらい走りました。

■なんで増車?

エボ ハーレーは大好きなんですが、やっぱり乗れるうちにいろんなバイクに乗りたいなと思ったのが理由です。ただ、乗り換えとなると次のバイクが合わなかった時に買い戻すのが大変です。エボ ハーレーは古いので、同じのを買い戻してまた同じようなところが壊れたらイヤですし。
レンタルでも色々乗れるんですが、開始時間が10:00以降のケースが多いので、使いにくいんですよね。近場だと乗れる車種も限られますし。

■なんでスヴァルトピレン401?

・ハーレーとは全然違う乗り味

・めっちゃ軽くて、コンパクト

・デザインがユニーク

・値段の割に良い装備、価格が手頃

・レンタルであまり扱いがない

箇条書きにすると、こんな感じです。

要は出し入れのしんどいハーレーより、短時間でも気軽に乗れるバイクが欲しかったんです。

250と401を試乗したんですが、401の方がトルクモリモリだったのと、スポークホイールなどの装備が決め手になって401にしました。中古なら、そこまで値段も変わらないですし。

ほんとは旧車のBMW R100RSなんかも気になってたのですが、価格が高いのと気軽さはないかなというところで候補から外しました。

■スヴァルトピレン401ってどんなバイク?

・自転車や原付並みに軽い(約150kg)

 →835mmというレプリカ並みのシート高で、身長168cmで短足の私の場合、つま先立ちになっちゃうんですが、それでも全く不安にならないくらい軽いです。取り回しも、車体の前からハンドルだけ持って取り回せるくらい軽いです。

・単気筒なのに、マルチエンジンのように高回転が気持ちいい(44ps/9000rpm)

 →4000回転を超えたあたりからパワーバンドの7000回転、9000回転まで一気に吹け上がります。6000〜9000回転で、一気に車速が伸びるのが気持ち良いです。

リッターマシンで同じことをしたらすぐ100km/h超えちゃうと思うんですが、このバイクはそんなスピードの出方はしないので、その点は程良いです。

<すぐとんでもないスピードになるバイクXSR900>

https://super-mikan.hatenablog.com/entry/2022/09/06/001332?_gl=1*1j2v3t0*_gcl_au*NDM5NDI5MjE0LjE3MDI1NjMzNTM.

・適当に乗ってもすいすい曲がる

 →コーナー手前で減速して、前荷重かけて、きっかけ作って、、、みたいな小難しいことを考えなくても、ちょっと重心を変えるだけで不安なく曲がっていきます。単気筒で軽いから、車体の重心をコントロールしやすいということなんでしょうか。

・燃費

 〜30km/lくらい。ハイオクです。タンク容量が9.5Lしかなくて、燃料計も雑なので、200kmくらいで給油したくなります。

■エボ ハーレーと比べて?

別の乗り物かな?というくらい違います。ハーレーは、低回転からモリモリ加速しますが、スヴァルトピレンは、4000回転から一気に加速します。ハーレーは定速でのんびり走って鼓動感を楽しめますが、スヴァルトピレンはノッキング気味になる4000回転以下以外は鼓動感はありません。スヴァルトピレンは加速できるところで一気に加速する、メリハリのある運転をして、高回転の伸びを楽しむのが良いですね。ただし、60km/hの定速走行が苦痛かというと、全然そんなこともないです。4000回転あたりを使えば、ギクシャクせずにのんびり走ることができます。

スヴァルトピレンは、こちらの操作に素直に反応してくれる一方で、高速道路などでの安定感は低めです。重量差があるので当然ですが、高速を使った長距離移動ではハーレーの方が圧倒的に安定感があって楽です。

■その他、気づいたこと

・シートとタンク(カバー)の形状のせいか、ちょっとニーグリップしにくいです。納車当日に力み過ぎたこともあって、その翌日は内腿が筋肉痛になりました。

・ポジションはほんの少しだけ前傾です、座り位置が悩ましいです。

クラッチがめっちゃ軽いです。

・シートが高いので、シートバッグを付けると、よりシートを跨ぎにくくなります。

・ETCと電源分岐パーツくらいしか、シート下に入れられません。

・18年式、19年式の不具合や仕様のコンテンツがありますが、2022年モデルは別物だと思います。

・中華パーツが安くて豊富ですが、取り付けにはちょっと加工が必要なケースもあります。

・正規ディーラーで年式の新しい中古車を購入すると、保証を引き継いでもらえました。

トラブルの少ない車種だそうですが、メーカー保証付きで中古を買えるのはありがたいですね。

(新車で購入すると、2年保証を受けるために、高い割に消耗品も交換してくれない1年点検が必須だったりするので、要確認です)

・販売店でのタイヤ交換は前後で6万円強、オイル交換は約9000円/2000kmとのことで、レッドバロンで買ったハーレーよりも高くつきそうな予感です(レッドバロンでのメンテナンスコストが安すぎる)、、、ハーレーを温存しつつ、走行にかかるコストを削減できるかと思ったんですが、ガソリン代以外はそうでもないかもです。

■デザイン

ユニークなデザインゆえに、デザインサンプルとして、、、という口実もあって買ってしまいました。

バラしてみてすごいなと思ったのは、樹脂パーツ&インド生産(マフラーは無理くり組んであって、一度外したノーマルマフラーが戻せそうにないです、、、)でコストを抑えつつ見た目の品位をキープしながらもしっかり良いパーツを入れてるなというところです。

サスは路面の凹凸をしっとり受け流してくれるWP、アップ&ダウンのクイックシフター、LED灯火など。

デザイナー、いい仕事してるなと思いました。コストを上げて、見た目や質感を上げるのは難しくないと思うんですが、コストを抑えつつ外観品位もパッケージングも良くしてるのはすごいです。

塗装がちょっと安っぽいんですが、全体としてうまくまとまってるので、まだカスタムペイントには踏み切れません。

とりあえずミラーとマフラーは変えて、自作タンクパッドを貼りましたが、他はあまりさわれないですね。

次回はカスタム箇所について更新します!

デイトナの車体カバーがぴったり&手頃です。

エボ ハーレーの車検

 

私のエボ ファットボーイも購入して2年が経ちました。

購入したお店で車検をお願いしたので、今回はその内容を書きます。

 

結論から言うと、購入してから約13000km、トータルで50000kmを超えてますが、無事車検完了しました。

購入からお世話になっているレッドバロンさんにお願いして、約64000円でした。

ハーレーなので、もっとかかるかと思っていましたが、意外と安かったというのが私の感想です。

この中にはもちろん¥15560の法定費用が含まれていますので、純粋な作業費用としては48000円です。リヤブレーキフルード交換、社外LEDライトの光軸調整も含まれています。

 

過去にはユーザー車検で車検を通していたこともありますが、25年前の車両ですので定期点検も兼ねてお店でお願いしました。

バイクの状態が良いことと車検に通るかどうかは別問題なので、車検をお店に任せることよりも日頃からバイクの調子に気をかけて、不調があればその都度治す、消耗品は余裕を持って交換することが大事かなと思いますが。

 

エンジンオイル交換時期が近づいてきたら、FUEL1を入れてみたり?

 

今回の車検で唯一不安だったのは社外LEDヘッドライトの光軸でした。

車検後に聞いてみると、どうやら照射範囲で引っかかったらしくその点は調整して車検に通していただいたようです。それ以外は何の問題もありませんでした。

 

車検の時にチェックしてもらえる項目として、ブレーキパッド残量やタイヤの残り溝があるので、その辺は次回交換の目安になりますね。

ハーレーならではのベルトのチェックも重要です。ただこれは切れる時には急に切れるらしいので、距離で交換してしまうのも一つかも知れません。私の車両は今の所問題なさそうでした。あとは各部増し締めをお願いできるところも大事だと思います。

 

そんなわけで、お店を選べばハーレーだからという理由ですごく車検費用がかかるかというとそうでもありません。ほぼ同じパーツ構成で長く売られているので、社外パーツの選択肢も多く、純正にこだわらなければ古い車体も安く直せます。

外車ということで工賃割増はありますが、構造がシンプルなので他の外車と比較して特別高いわけでもありません。

 

レブル、ボルト、エリミネーターなどの国産クルーザーも良いですが、クルーザーが欲しい方はハーレーも候補に入れてみてはいかがでしょうか。

2004年以降のフォーティエイトやアイアン以外のスポーツスターなら、上記クルーザーの新車と同じか安いくらいだと思います。

古いハーレーの停まってても、ゆっくりでもエンジンの鼓動が心地よい感覚は唯一無二ですよ!

 

*黒で締めるために、マフラーをモーターステージの黒メッキに変えてみました。
黒の比率を増やすと、若干今っぽい雰囲気になりますね。

 

 

 

どうする?マンション駐輪場でのバイク盗難対策

最近新たにハーレーの盗難対策を強化したので、今回はそちらのご紹介です。

 

私の今のハーレー盗難対策はこちらです。

 

0.ハンドルロック、カバー

1.アラーム付きディスクロック

2.レッドバロンロック+アブスロックで柱にロック

3.振動検知式アラーム

4.赤外線動体検知アラーム

5.アップル Air タグ

6.窃盗犯の存在を感じたら通報

 

2のチェーンロックまでは一般的だと思いますが、3.4.5まで付けている方は少ないのではないでしょうか?

他の人気車種に比べて私のバイクは苦労して盗ったところで旨味はないと思いますが。笑

 

各対策の目的を順に説明します。

 

0.ハンドルロック、カバー

基本ですね。盗難対策というか、屋外でのカバーなし保管はバイクがすぐ傷んじゃいます。

カバーは横浜のパインバレーさんで、極厚生地+内張がネル生地になっていてバイクに傷がつきにくいものを買いました。車種ごとに細かくサイズが分かれているので、ちょうど良いのが見つかります。

 

1.アラーム付きディスクロック

 

 

二個くらい付けたいですが、とりあえず1個だけ。振動が加わると、アラームが鳴ります。

電池は1年以上は持ってると思います。

 

 

2.レッドバロンロック+アブスロックで柱にロック

いわゆる構造物ロックです。

構造物につなげていないとロックごと持って行かれます。

駐輪場の屋根の柱に取り付けているので、切ろうと思えばそれほど難しくはないと思いますが、間違いなく破壊はめんどくさいでしょう。

チェーンはバイクのスイングアームに通して、チェーン自体も地面から浮かせてます。

チェーンの破壊もバイクの分解も時間がかかると思います。

 

 

3.振動検知式アラーム

 

盗難対策+不意の傷つけられ対策として振動検知アラームを付けています。

バイクを盗難する輩は当然許せないのですが、不注意でも駐輪場内で自転車をバイクにぶつけられるのもたまったもんじゃありません。

こちらは駐輪場の通路に面するフロントホイールに取り付けていて、単発の衝撃を感じると短時間のブザーが鳴ります。継続的な衝撃が加わると長めの警報音が鳴ります。

ぶつけられてからブザーがなるので、ゼロからぶけられを防げるわけではないのですが、駐輪場内での自転車の扱いが雑な方もブザーが鳴れば気を付けてもらえるだろうという期待です。

 

アマゾンで2000円くらい、電池も1年以上持つので、とてもおすすめな一品です。

感知レベルや、音量も調整可能です。

こちらにはオンオフを切り替えるリモコンがついています。

オンオフ切り替え時の確認音が大きめなのが惜しい部分です。

 

 

4.赤外線動体検知アラーム

 

こちらは窃盗犯下見対策です。

感知エリア内に人が入ると、アラームが鳴り響きます。

設置理由は、バイクの近くにタバコの吸い殻と空き缶が放置してあったからです。

 

このゴミは窃盗犯が、「ターゲットのバイクにその持ち主が日頃注意を払っているかどうか」を確認するためのものです。

日頃注意を払われていないバイクの方が盗りやすいからです。

空き巣犯が狙う家を検討するための手口でもあります。

 

盗難の対象にされるだけでなく、近くにゴミを捨てられることにも本当に腹が立ちます。

ですので、そういった輩がバイクに近づいた場合に警告するための仕掛けです。

 

通常10mの距離でも感知する商品なのですが、そうすると見境なくマンションの住人を威嚇してしまうことになるので取り付け方を少し工夫しました。

取り付け向きと場所を工夫することで、バイクに何かしらの意図をもって、かなり近づかなければ検知しないようにしています。

*下向きに設置してます。本体は白くてまあまあ目立つので、部分的に黒塗装しました。

赤い部分は光ので塗ってません。

 

5.アップル Air タグ

こちらは自分のバイクが盗難された後にどこにあるかわかるようにするものです。

近くをiPhoneユーザーが通る場所なら、その都度場所を確認することができます。

これがあれば自宅にいないときでも、バイクが盗難されていないことを確認できます。

特定の場所から離れた場合にはiPhoneにアラートが出ます。

賛否ある方法だと思いますが、安価にバイクの位置確認をできるという点では良いツールだと思います。

 

 

6.窃盗犯の存在を感じたら通報

 

放置ゴミなど、窃盗犯の気配を感じたら警察に通報。

私が110番して見回り強化をお願いしたときは「お宅までお話伺いにいきましょうか?」と言っていただけました。

地域によりどれだけ対応してもらえるかはわならないですが、警察官の見回りがあることは窃盗の抑止力になると思うので、電話してみるのもいいのではないでしょうか。

自分でも毎日自分のバイク周りで異常がないか確認するようにしてます。

 

そうこうしていると、バイク1台のために大量の鍵やらリモコンやらを持ち歩くはめになってしまいました。

カバーや鍵を外して、スマホを取り付けたりなんやかんやしてると10分くらい経ってる気がします。

おまけに押して敷地外に出してからエンジン始動するので、毎回出発の儀みたいなことをやってます。

 

ほんとならバイクのスイッチを切ってカバーをかけておくだけにしたいのですが、、、

 

以上、集合住宅でのバイク盗難対策でした。

駐輪場で手軽にバイクを洗う

 

マンション、集合住宅の駐輪場でのバイク洗車ハードルを劇的に下げる方法を見つけたので共有します。

これがあれば、敷地内に自由に使える水栓がなくても手軽に洗車ができます!!!

 

それはこちらのポンプ式水圧クリーナー!

 

                                  

 

これに水を入れてポンプで圧を加えてあげると、ノズルからシャワーを出せます。

私が洗車するときは、このポンプと洗車シャンプーで作った洗車水の入ったバケツ、ブラシ、スポンジ、吸水セーム革を担いで駐輪場に降ります。

 

このシャワーを導入する前は、

 

①マンション敷地内の有料水栓を借りて洗車(管理人さんに鍵を借りたり、申込書を書くのでちょっと面倒)

②バケツを二個つかって洗う。

1個は洗車水入りバケツ。もう一個はすすぎ水用バケツです。

すすぎ用バケツの水を、じょうろなどを使ってバイクにかけてましたが、これがめんどくさすぎました、、、

 

シャワーがあると、写真のようなバイクの入り組んだ場所、ホイールなどの複雑な形状で汚れやすい場所がすごく楽に洗えます。




シャワーの圧自体は水栓を使うより弱くはあるのですが、バイクを洗うときは電装系を守るためにあまり高圧ので水を当てない方がよいのでこれで十分です。

これでホコリを落として、泡で洗って、すすぎます。

 

これがあると、水栓のないベランダでパーツを洗ったり、車で海に行くときにシャワーとして使えたり、洗車以外にもいろいろ便利です。

 

駐輪場ユーザーの方におすすめのバイク洗車方法のご紹介でした。

 

カバーだけで大丈夫?屋外駐輪ハーレーの錆対策

金属パーツはノーメンテだと年月の経過とともにどんどん錆びていくものです。

今回は屋外屋根付き駐輪場における、私の日頃のハーレーメンテナンスについて書きます。

 

私のソフテイルは1998年式、屋外駐輪も2年目になりますが、新たな錆は発生していないので、おそらく一般的な同年式モデルよりも綺麗に保てていると思います。

 

 

■錆びさせないためにどうするか?

1、カバーをかける+カバーを外す

バイクカバーをかけることが一般的ですが、私はそれだけでは全然足りないと思っています。

 

なぜなら、屋外駐輪の場合カバーをかけていてもカバー内に湿気が入り込み、雨が上がるとそれらは結露としてバイクに残ってしまうからです。

結露の話 - (株)東京ハウスデザイン|神奈川県川崎・横浜で自然素材にこだわった新築一戸建て注文住宅

*こんなに垂れるほどではありませんが、雨の後に金属パーツを指でなでると指先が濡れます

 

結果、バイクは濡れたまま放置された状態になるので錆が発生してしまいます。

ですので、雨が止んだらカバーは一旦外します。

こうすることで、パーツ表面についた結露を蒸発させて錆びにくくします。

外出前など、カバー外しっぱなしが不安な場合は下側を少しめくって風通しを良くしてあげるだけでも違うと思います。

さらに気をかけるなら、バイクカバーを外した後に結露を拭きあげるのもアリだと思います。

ただ、ホコリだらけの状態だと磨き傷をつけてしまうので、柔らかい布でトントンと抑えて結露を吸い上げる程度で良いと思います。

2、パーツにガラスコーティング

市場にはメッキコーティング剤などもありますが、経験上すぐに効果がなくなってしまいます。ですので私はメッキパーツにはガラスコーティングを施工します。

こうすることで、メッキ面が直接水分に触れることを防ぎます。

見た目はほとんど変わらないか、中古パーツの場合は輝きが増します。

パーツの裏側などは、見た目をあまり気にする必要がないものの錆びやすい部分はスチールウールや紙ヤスリでさびを落として、錆止めスプレーを吹いています。

 

 

3、洗車は極力しない

洗車は手間はかかるものの、とても綺麗になるので楽しいです。

でも、水を使うのでそれもまた錆の原因や電装トラブル、稼働部の油分落ちなどを招きます。

ですので、雨に降られて泥だらけになった場合など、よほどのことがなければ水での丸洗い洗車はしません。

洗いたい時は、基本的に無水洗車シャンプーを使っています。

最近見つけたのですが、どうしても水洗いしたい場合は、簡易シャワーを使うとすごく便利です。それまではバケツに組んだ水とジョウロで洗ってました、、、

これを使うと、ポンプでの圧縮は必要ですが、水栓のない場所でもシャワーで洗車できます。

洗車した後は必ずしばらく走って拭き取れなかった水を蒸発させます。

    

 

■それでも錆びてしまったら?

ここまではバイクを錆びさせないための取り扱いでしたが、ここからは錆びた後の話です。

 

1.錆を落とす

錆落としのやり方については、以前投稿した錆落としの記事をご覧ください。

super-mikan.hatenablog.com

基本的にクロームメッキでもフレームの塗装でも同じです。

 

サビの進行状況にもよるのですが、手で触って凹凸を感じるレベルのサビは基本的に薬剤を使っても磨き傷が増えるだけでほとんど落ちません。

サビ取り系のクリームは、コンパウンドも表面上のくすみに近いようなサビにはききますが、それ以上のサビには使わない方がいいと思います。

 

プツプツ、赤や黒に変色した錆には、ボンスターというスチールウールを使って優しく磨くのが一番効果があると思います(ハーレーディーラーで教えていただきました)。

        

金属に金属を当てることになるので、傷が心配だと思います。

磨き傷がつくかどうかでいうと、ごく浅い磨き傷はつきます。

しかし、そういったレベルの磨き傷は布で磨いても付きます。

そもそも、凹凸を感じるレベルのサビの場合、その時点でサビの方が磨き傷より目立っていると思います。

時間とお金をかけて布とクリームで磨き傷だけを付けるよりは、スチールウールできちんと錆を落としてあげた方がきれいになります。

 

錆を落としたいパーツをきちんと洗って、汚れを落としておいてあげると、磨き傷も最小限にできると思います。

 

2.取れない錆

これは錆が金属のベースまで深く食い込んでいる場合、あるいはメッキ層や塗装が剥がれてしまっている場合です。

この場合はいくらスチールウールを使っても、凹凸がなくなるだけで、小さな斑点が残ります。

塗装パーツの場合は錆止め塗料でタッチアップします。

     

錆の跡が気になる場合は錆のマシなパーツを購入して、取り替えましょう。この時にガラスコートまで施行してしまうと良いと思います。

 

今回は金属の部品の多いハーレーの錆対策についてでした。

 

こちらの対策は国産バイクでも同じです。

 

レブル、エリミネーター、ボルト、エストレア、W800、XSR、トライアンフなど、比較的金属パーツやメッキパーツが多いクルーザー、アメリカン、クラシック系に乗られている方は参考にしてみてください!