今回は、ポートレート撮影時のライティング機材についてです。
前回:α7sなどの購入記1
<買い足し3>
・Nissin Di700a + air1 キット
・Nissin Di700a
SONYでワイヤレスの多灯ライティングをやる場合に多分一番リーズナブルなセットです。インターフェイスはSONY純正に比べて使いにくかったり、細かいところはいろいろありますが、諦めのつくレベルです。cactusも気になりましたが、トータルでそんなに安くもないので日本メーカーのnissinにしておきました。
・NEEWER プロ ライトソフトボックス 6.23ft(190cm)
・NEEWER フォトスタジオ 多機能 24インチ 60x60cm ソフトボックス
ソフトボックスはかなりのテンションで折りたたまれているので、ケースから取り出すときは要注意です。私は顔に当たって鼻血が出そうなくらい本気で痛かったです。フレームのヨレが指摘されてますが、都度ヨレをしごきながら使えば問題なさそうです。ソフトボックスもスタンドもお値段以上ですね。
・Selens フラッシュ/ストロボ用 カラーフィルターセット
普通に付属のゴムでフラッシュに装着してます。フィルムはそれなりに厚いので、クシャクシャにもなりにくく、不満なく使えてます。
言い訳:カメラにくっつけた状態だと、ライティングの幅が狭いのでやっぱりカメラから離してライティングしたい。手持ちのsony純正でそれをやろうとしても、ワイヤレスコマンダーが30000円超え。その内2灯にもしたかったので、思い切ってnissinに切り替えた方がトータルで安くつくでしょうという判断です。
強めの陰影は好きでないので、ソフトボックスとスタンドも購入。
カラーフィルターセットは、イルコ先生のカラーシフトをやって見たくて購入。
結果:買って良かった、この一式
α7s + batis 25mm f2 +Di700a(左前から、薄青緑色フィルター)
α7s + SAL135F18ZA +Di700a(左前から薄青緑色フィルター付き、後ろからディフューザー付)
α7s + SAL85F14ZA +Di700a(後ろからディフューザー付)
上の写真の本当の空の色はもっと青みがかったグレーなのですが、カラーフィルター越しの光が白になるようにホワイトバランスをカスタムセットしているのでこうなってます。
現像でちょっといじってますが、単調な背景を演出することができます。
薄青緑色フィルターを使うと、背景を赤味に振ることができるようです。中の写真は真っ暗だったので、単純に背景が赤くなっています。背景が暗いので、後ろからのライティングで髪のエッジを出そうとしています。
カラーフィルターセットは20枚セットなので、かなり表現の幅はあるのですが、あんまり唐突な色味にしてしまうと不自然さの方が目立つので、色相が近しい範囲内で色を強めるような使い方が良いと思いました。
ホワイトバランスのカスタムセットは狂っているとraw現像でも調整しきれないので、慎重に。
夜間の撮影はライティングによる振れ幅がものすごいので撮ってて楽しいのですが、ライティングに気を回す分、コミュニケーション、構図、ポージングに対する意識が散漫になってしまうので、もっと反復練習が必要だなと思いました。
<買い足し4>
SAL135F18Z
言い訳:寄り気味で85mmよりもっと背景をぼかしたい時、花などを撮るのもいいかなと思い購入
結果:85mmもかなり良いのですが、85mmで背景を整理しきれない時、構図的に近くで寄れないときに重宝しそうです。
この手の重い機材は、素早く長さ調整ができて幅も広いダイアグナルのストラップが弁理です。私は38mm2本、細いのを1本使っています。これまでいろいろ使いましたが
これさえあればいいと思ってます。
ダイアグナル(diagnl) ニンジャ カメラストラップ Ninja Camera Strap