今回はカメラ機材収納のバッグです。
ポートレート撮影時、屋外でバタバタするので、それなりの量の機材を素早く出し入れできるものチョイスしました。
f.64 ULTRA-LIGHT PRO SCX2 15L ブラック F64SCX2
ライティング関係の機材があるとこんな感じです。
・カメラ本体+アダプタ+85mm
・ストロボ 2本
・ストロボ用コマンダー
・25mm
・135mm
・ソフトボックス
・カラーフィルター
・予備三脚
・メンテ用品、電池など
これらと別に、ライトボックス用のスタンドが加わります。
家で準備している時はバラして丁寧に整理して入れればいいのですが、バタバタしてしまう撮影中はそんなことも言ってられず、必要なスペース+αの容量がないと使いにくいなというのがこれまでの思いでした。
全部入れるとこんな感じです。暗くてわかりにくいですが、右上はf2.8通しの標準ズームが入るスペースが残っています。このバッグは先の折れ曲がる仕切り板が付いているので、機材を重ねて入れることが可能です。
さらに良いところは、メインのスペース以外のポケットがとても大きいことです。
フロントの大きなポケットには、ソフトボックス一式が入り、その他ポケットにストロボなどを入れることも可能です。
メインのポケットには、レンズなどのデリケートな機材を入れたいので、サブの機材が外回りのポケットに入ることは大変ありがたい仕様です。
バッグに小分けにしてしまうと、結局バッグ分の重さが増えたり、機材がばらけて探す手間が増えてしまうので、移動しながらの撮影ではこの使い勝手が最高に良かったです。
バッグ本体は1.8kgほどありますが、この容量の商品としては軽量な部類です。
バッグ底面は防水素材+ゴム足なので、地面に置くことにも抵抗が少ないですね。
ショルダーベルトも、バッグの外周をぐるっと回るように取り回されており、バッグ全体に荷重がかかるので、変なヨレも出にくいです。底にはクッション付きの板が入っています。
写真では取り外していますが、両サイドに取り外し可能なクッション付きポーチが付属しています。
収納力、機能性ともに申し分ない上に、まさかの約12000円です。
強いて難点を挙げるなら、仕切り板の縫製が頼りないことですが、糸の端をライターで炙って処理してみました。仕切りを取り付けてさえしまえば、ほつれは気にならないかも知れません。
こちらは現物を触りながらヨドバシで購入したのですが、現物を見るまでの候補は下記です。
地面に置きやすいショルダーバッグで、底が防水素材かどうか、機材のバッグの口が大きく開くかどうか、容量が大きいかどうかが主なポイントです。
■HAKUBA カメラバッグ ルフトデザイン スウィフト 03 ショルダーバッグ L 13.5L
○使い勝手の観点で現物を見るまでは一番の候補でした。値段も手頃(10000円くらい)
○ガマグチ状にバッグが開くのが良いです。ポケットも使いやすい。
○仕切りも下段と上段の機材をしっかりと分けてくれるので、安心感があります。
△ストロボ、ソフトボックスを入れることを考えるとちょっと容量が不足気味でした。
ベルトとその周辺が少し頼りない印象でした。おそらくこのモデルがベースのニコンのバッグがあるのですが、そちらの生地はかなりしっかりしています。
■HAKUBA ショルダーバッグ GW-PRO ショルダーバッグ 17L
○パーツの細部まで耐久性と使い勝手にこだわり抜かれている
△容量の割に重いことがネック(2800g)。
車移動がメインで、撮影中もそこまで移動しないのであれば良いと思いました。
■VANGUARD ショルダーバッグ The Heralderシリーズ 17L PCスペース有 三脚脱着可能 ブラック The Heralder 38
○大容量で、スリムなので、移動しながら使いやすそう
○上面のフラップをガバっと開けなくても、ファスナーから機材を出し入れできる
△スリムな分開口部も少し狭いので、地面に置いて使う場合に他のバッグに劣るかも
私はカバンや靴などの外で使う物を買ったら、とりあえず防水スプレーを振ります。
革でも布でも。
雨はもちろん、汚れもつきにくく、付いても落としやすくなります。
とても空気が悪くなるので、使う時は外でどうぞ。