エボ ハーレーとスヴァルトピレンの日記

趣味のバイク(エボ ハーレー&スヴァルトピレン)、撮影などについてのブログです。

デイトナ ドライブレコーダー ドライブレコーダー MiVue M760D レビュー

デイトナ ドライブレコーダー ドライブレコーダー MiVue M760D を1998 ファットボーイ に装着してみましたのでレビューします。

 


youtu.be

 

 <走行中の参考動画>

 

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<実売27000円くらい、これに後で紹介する端子類、取り付け位置こだわる場合はステーも別途必要になります>

<経緯>

走る道によっては煽られることもありますし、万が一の際への保険、万が一の可能性を少しでも下げるために取り付けました。

 

 <使ってみた感想>

・画質はまずまず、回りの車が近ければナンバーも識別できる

・動画を取り込んでdavinci resolveで読み込んだところ、なぜか音声データが消える

(ただし、PCでファイルをそのまま再生すると聞こえる。音は風切り音がすごいので視聴用としては使えなさそう)

・ハーレー の場合、エンジンから離れたハンドルやナンバーなどは振幅が大きいので、そこらへんに取り付けると画像がかなりブレます。特にナンバー上に取り付けたリヤカメラのブレが強いです。要対策。

・専用アプリを用いた、スマホへの転送スピードが遅すぎる(4本、トータル4分程度の動画を転送するのに90分以上かかった。複数のファイルをダウンロードをする場合、ダウンロードが完了する前にファイルが消えることに、、、)

→記録映像として残したい場合は、予め予備のsdカードを持っておいて、途中でカード入れ替えるのがおすすめです。

煽り運転抑止効果の有無はわかりませんが、バイクで出かけるときの安心感は高まりました。

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 <なぜか前後で色味が違います、かなり広角なので実際よりもだいぶ遠くに見えてます>

 

 

<取り付け>

ポイントは下記4点だと思います。この4点をクリアできれば面倒ではありますが、工賃をかなり節約できます。

ちなみに、レッドバロンドラレコ装着工賃を伺ったところ¥30,000弱でした。高いですが、その分配線はきちんと車体の中に入れ込んでくれるとのことでした(空きスペースがなければ不可能なので車種によってはこの限りではないと思います)。

ちなみに自分でやったトータルの作業時間は動作確認含めて、4時間くらいでした。

 

1、イグニッションオンで通電するケーブルを見つけること

2、1を探り当てるための工具を準備すること

3、配線の取り回し

4、前後カメラを取り付けるためのステーを準備すること

 

<1、イグニッションオンで通電するケーブルを見つけること>

M760Dには3本の線画があります。

1、バッテリー+端子に繋ぐ線

2、バッテリーー端子に繋ぐ線

3、イグニッションのon / offに連動して通電する線 

探さないといけないのは3の線です。

ただ、これはETCがついていれば実は難しくなくて、ETCのリレー線(イグニッションオンで通電する線)が繋がっている線がそれです。

勢いで繋いでしまうと危険なので、2で確認します。

 

<2、1を探り当てるための工具を準備すること>

コチラのツールを使えば、簡単にイグニッションのon / offに通電が連動しているかどうかが判断できます。

この後実際に取り付け工程に入りますが、その前に必ずバッテリーのマイナス端子に繋がっている線は外しておきます。

*取説に、動作確認方法、配線の説明が丁寧に記載されているのでここは省略します。ちなみに、カメラと本体を繋ぐ延長ケーブルのようなものがありますが、動作確認の際はコチラも繋いでおかないとなぜかカメラの映像が出ません。

<通電テスターはこちらが安くて便利です、通電を光と音で確認できます>

 

 

<3、配線の取り回し>

パッケージを見ると、本体、カメラ、リモコンとかなりシンプルでかさばらない構成に見えるのですが、騙されてはいけません!

カメラ、リモコンを繋ぐぶっとい線が3本あり、そのどれもがソフテイル には長すぎます。よって、余った線をまとめて収納するスペースが必須なのですがタンク下にもシート下にもそんなスペースありませんでした。タンクを外せばなんとかスキマに埋め込めたかも知れませんが、余ったケーブルが収まる保証もないので、全て束ねてジップロックに入れてサドルバッグ に収納しました。全部まとめると500mlのペットボトルくらいの容量があります。ちなみにスクーターなど、フルカウルのバイクの場合は、構造物を迂回するためにケーブルの長さがギリギリだったりもするようです。

トリプルツリーなどに挟まらないように、慎重にフレームや既存のケーブルにまとめます。

本体取り付け用にマジックテープが付いているのですが、組み合わせを間違えているのかと思うほど、よく外れます。

 

<再利用可能なタイラップがあると、配線をやり直す際にもとても便利です>

 

<バッテリー端子への接続には端子金具が必要です、こちらは付属しません>

ドラレコのリレー線をアクセサリ電源の線から分岐接続するのに必要>

<端子金具をかしめたり、電気作業には必須の電工ペンチ>

 

 

<4、前後カメラを取り付けるためのステーを準備すること>

M760Dにはカメラ用のステー、両面テープ、タイラップまで同梱されているので、そのままでも装着可能です。ただし、そのままだとカメラが広角で車体の一部が映り込んだり、ブサイクな位置にカメラを取り付けることになるので、装着位置に合ったステーを加えた方が良いです。

私はフロントカメラをキジマ の汎用ステーを介してヘッドライトの下辺りにあるブレーキケーブルを止めるステーに共締めしました。

<キジマ の汎用ステー、500円くらい。これがないとヘッドライト、フェンダーが映り込んだ>

 

リアはデイトナ純正のナンバープレート用のステーを使いました。こちらは部品点数少なく、シンプルで良いのですが設計的にかなり装着が面倒でした。

①カメラを締め付けボルトを閉める際、ナットを抑えるためのソケットが入らない

②カメラを締め付けて固定しようにも、普通に締め込んだだけではガタガタ、ワッシャーを追加することになった

 

<高い割に取り付けにくい純正ステー、しかし他に選択肢がない>

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<フロント>

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<フロント>

f:id:super_mikan:20210808222514j:plain<リヤ、振動によるブレがひどい>

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 <リモコン 使う頻度は低いので目立たないところに貼り付け>