エボ ハーレーとスヴァルトピレンの日記

趣味のバイク(エボ ハーレー&スヴァルトピレン)、撮影などについてのブログです。

マンションでバイクのバッテリーを充電する方法

 

今回はバイクに乗る機会の少ない冬の間の困りごと、バッテリー充電についてです。

マンションの駐輪場にバイクを停めている方は、充電に使えるコンセントがなくて、困ってらっしゃる方が多いのではないでしょうか?

 

ハーレーはエンジンの特性上、始動にかなりの電力を使うので、バッテリー管理は国産バイクや小排気量車と同じに考えない方がいいです。

 

特にハーレーで純正セキュリティがついている場合、セキュリティを作動させていなくても、自然に電力が消費されていくそうで、オイルが硬くなる冬季はセルボタンを何度か押すうちにあっという間にバッテリーが上がります。

私がスポーツスターに乗っていたときは、そこがほんとに大変でバッテリー が上がる度に、モバイルバッテリーでジャンプスタートさせていました。二週間も乗らないと始動困難になってました。

そんなギリギリの状態でバッテリーを使い続けていると、どんどんバッテリーは消耗していきます。

 

*12月、二週間ぶりくらいにファットボーイ に乗ろうとしたら、全然エンジンかからず、かかってもすぐエンストでかなり焦りました、、、充電してなかれば多分バッテリー切れてたと思います。寒いとエンジンオイルが硬くなるので、始動しにくくなります。

 

このような状況を解決できるのが下の2点。
充電器とコンセント付きモバイルバッテリーです。

これだけでコンセントなしの屋外駐輪場でハーレー の大容量バッテリーを充電しています。

こちらのセットでハーレー に限らず、レブル、MT、Z900など、どんなバイクにも対応できます。

 

  

 

やり方は簡単です。

0、バイクのバッテリー端子に充電用のコネクターを取り付け

        *上の充電器に付属します

1、ポータブル電源を充電

2、充電器をコネクターに接続、ポータブル電源にコンセントを挿す

3、充電 *一晩あれば完了してます

 

<詳細>

■充電時間:普通に始動して乗っていた車両で10時間ほどあれば満充電できました。

 

■電源容量について:エボ FLSTFファットボーイ の場合、YTX20L-BSというのが標準バッテリーです。こちらの容量は19000mAhなので、20000mAhもあるポータブル電源であれば容量的にも問題ないです。

23200mAhの電源が、充電完了後はだいたい65%の容量になっています。

 

■その他:発熱や発火が気になるところですが、ちょくちょく状況確認したところでは、満充電まで変な発熱や臭いが出ることもなく、問題なく充電できました。

約1年半以上、この方法で充電してますが全く問題は出ていません。

充電器自体が弱いワット数でゆっくり充電するものなので、ポータブル電源への負担も少ないと思います。充電器は防水ですが、充電が終わったらすぐ外しておきましょう。

 

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■バッテリー端子にコネクターケーブルを取り付ける

バッテリーテンダーには、車体側のバッテリーに取り付けておけばコードを挿すだけで充電ができるコネクターもついています。

もちろん、面倒ですが付属のワニ口クリップをバッテリー端子に直接つないで充電することもできます。

下の写真はソフテイル のバッテリーです、シートを外すだけでバッテリー端子が出てきます。

バッテリー端子にアクセスするのが面倒な車種は事前にコネクタを繋げて置くことをおすすめします。

 

①下の写真の青丸の位置にコネクタの線を共締めします。
黒マイナス → 赤プラスの順にビスを取り外し、赤プラス→黒マイナスの順で取り付け。自信のない方はバイク屋さんにお願い)

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②コネクタ先端をバイクのタイヤやスイングアームに干渉しない位置に取り付け。

後は充電器とコネクタを繋ぐだけで簡単に充電できます。

ファットボーイの場合、マフラーに干渉して溶けるので、そこも注意。私はキャップを溶かしちゃいました、、、

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私の場合は冬季に限らず、乗る度に充電しています。

この方法は手軽ですし、都度満充電にしておけば安心です。

充電完了後のモバイルバッテリーの残量を見れば、その日のバッテリーの消費具合がわかります。エンジン停止&始動が多い日はモバイルバッテリーの容量も結構減ってますね。やはり1回の始動ごとにかなりの電力を消費してようです。

 

新品バッテリー状態で納車し、そろそろ2年が経過しますがバッテリー電圧は安定しているので都度充電することで、バッテリーを良い状態に保てているのだと思います。

 

以上、コンセントのない、マンション駐輪場でバイクのバッテリーを充電する方法でした。