屋外用のライティング器材を一部入れ替えました。
Air1+Di700a × 2
から、
Air10s + i60A + Di700a
の組み合わせになりました。
きっかけは、ニッシン ジャパンのストロボセミナーです。
Air1でライティング中、不発になることが何度かああったので、セミナーの合間に状況を説明して原因を伺いました。
水たまり、雨など、水が近くにある場合、電波の送受信がうまくいかず、不発になるとこがあるとのことでした。
あるいは、違法スペックの電波製品が近くで使われていると、不調になることがあるそうです。
ニッシンのワイヤレスの電波域(?)は、コードレス電話などと同じで、使用されることの多い電波域だそうです。
国内の規制にきっちり合わせると、どうしても違法製品に負けてしまうことが出てくるそうです。
が、苦労して通信安定性、距離を向上させたのがAir10sとのことでした。
このため、バッテリー持ちが短くなっているのかと思いきや、そこはled表示から液晶表示に変更したことで、むしろ良くなっているそうです。
というわけで、発売されたばかりのソニー用をその日のうちに購入してしまいました。
雨での撮影も多いですし、ポートレート撮影中に通信不良が出ると、復旧するまでにけっこう焦りますので。
また、夜撮影では70200を結構使うので、通信距離が長い方が安心です。
より細かくできるようになった光量調整は、i60Aでないと対応していないのですが、通信距離、安定性はDi700aでも恩恵があるそうです。
購入後さっそく、小雨撮影でDi700a 2灯を発行させましたが、通信不良ゼロで良かったです。
もう一点、Air10sの特筆すべきポイントは操作性の改善です。
Air1sの場合は操作ボタンが少なく、設定のために何回も同じボタンを押す必要がありましたが、この点が改善されているのも良いことです。
この点は、i60AもDi700aと比べて良くなっているところです。
i60Aは、Di700aであった通信デバイスをカバーする樹脂パネルが小さくなり、転けても壊れにくそうな形、素材にもなってます。
特にそういう意図で形状が異なるわけではないそうですが、外で使う機器としてすごく大事なポイントだと思います。
最後に作例を載せておきます。
α7ⅲ + SAL135F18Z
Air10s
Di700a前後2灯
α7ⅲ + SAL135F18Z
Air10s
Di700a前後2灯
air1 Di700a + air1
今回使ったレンズ、SAL135F18Z