エボ ハーレーとスヴァルトピレンの日記

趣味のバイク(エボ ハーレー&スヴァルトピレン)、撮影などについてのブログです。

α7sなどの購入記

この夏からポートレート撮影注力中でして、機材がいろいろ増えました。

 

これからAマウント、FEマウントでポートレート撮影向けの機材を揃えたい方向けに、私が物欲に飲まれ、沼に沈んできた経緯をその時の言い訳と結果(レビュー)も含めて下に示します。

 

使いながら比較して、買ったり、買い直したりしています。

 

<もともと持っていたポートレート向け機材>

・α99Ⅱ (EVFの拡大表示MFで開放でも瞳にピントを合わせやすい)

・SAL85F14ZA (zeiss、Aマウントの銘玉)

NDフィルター 8、16 (絞り開放で露出が明るすぎる時用)

HAKUBA クリップオンストロボディフューザー 2WAY L (ストロボ直射はきついので和らげる用)

・YONGNUO YN560-Ⅱ(安くて大光量だけどハイスピードシンクロ、ワイヤレス非対応のフラッシュ)

 

<買い足し1>

SONY HVL-F45RM SONY純正で安心、ハイスピードシンクロ)

言い訳:絞り開放で日中撮影しようと思ったら、フラッシュはハイスピードシンクロ必須でしょう。ニッシンのワイヤレス対応でちょっと安いのもあるけど、やっぱり純正かな。

結果:ハイスピードシンクロに関しては、想像通りの効果で、背景の白飛びを避けながら、被写体を綺麗に描写できます。デザイン、物としての完成度、インターフェイスの使いやすさも後で買ったNissinに比べて満足でした。その後何人かポートレート撮影させて頂き、日中カメラにくっつけて使う分には何も不満はありませんでした。

 

<買い足し2>

SONY α7s

・EA-LA3 →EA-LA4

言い訳:マイクロフォーサーズ一式や、X-T1一式も持っていたのですが、使う頻度が減っていたこともあり、機材の整理を検討中でした。さらには、祖父から譲り受けた5D2一式(24-105F4、70-200F2.8など)もあり、先の不透明なAマウントからEFマウントへの乗り換えも検討していましたが、結局α7sになりました。以下、その取捨選択の理由です。

 

マイクロフォーサーズ一式:気軽に持ち出せるのでキープ

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GX8 + 42.5mm f1.7

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GX8 +ライカ DG VARIO-ELMAR 100-400mm/F4.0-6.3 ASPH.

 

○フルサイズ機に比べて圧倒的に軽くてコンパクト。荷物を減らせる。

Lumixに関して言えば、UIがとても使い易い。MFピント拡大や、その他やりたい設定変更に直感的に素早く行える。子どもが生まれて写真を始めたいお母さんに勧めるのは文句なしにこれ。4Kフォトを使えば、動き回る子どもの良い瞬間を捉えるのにこれ以上のカメラはないと思う。

×作品撮りに使うには、合焦域とその他の部分のメリハリが物足りない。

×raw現像した時のシャドウとハイライトの調整域がさすがにフルサイズには敵わない。階調の再現性が物足りない。

 

FUJIFILM X-T1:α7sに置き換え

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多分、両方18-55m f2.8-4.0

 

○風景写真の色が不自然な感じなしに、いい塩梅で演出されているところが最高にいい。この部分は、日本、欧州はもちろん東南アジアのユーザーまで認知するところで、間違いのない部分だと思う。このカメラに関してはrawよりjpgで撮影した方がいいと思う。rawで現像しても、jpgのフィルムシュミレーションと同じところまで持っていくのが結構手間。

○レンズのラインアップが良い。単焦点から、望遠ズームまで満遍なく、完成度の高いレンズが多い。18-55mm f2.8-4.0のキットレンズだけでも十分かなと思うくらい。

○画質とサイズのバランス。海外旅行などで写真もちゃんと撮っておきたい時におすすめ。クロアチアに行った時、α99と迷いましたが、サイズと重さでX-T1にしました。また、海外だと写真の量も大量になると思うのですが、jpgで十二分に良い写真が撮れるので、容量や、後の現像の観点でもおすすめです。

△α7sとほぼボディサイズが同じであることと、Aマウントの手持ちレンズを使えばいいかいうことで処分することになりましたが、これといったネガはありませんでした。

 

SONY α7s:新規購入

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zeiss batis 25mm f2

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SAL85F14ZA

 

○圧倒的な高感度性能。400000とかのとんでもない感度を使いたかったのではなく、2000〜6000くらいで極力ノイズを抑えたかったのが購入理由です。このセンサーは他ではないし、マウントアダプターを介せばAマウントのレンズが使えるのも魅力。

raw現像時のノイズもα99Ⅱより目立たず、期待通りのセンサーです。

手ブレ補正付きのα7s2も魅力的でしたが、サブとしては高いのと、ちょっと大きく重くなるのでα7sにしました。結果それで十分でした。

○意外と操作性が良い。どうしてもAマウントのα99と比べてしまうが、マニュアル撮影でも特に不自由なく使えた。

○黒の光沢塗装が、使っているうちにいい味(艶)が出そうで良い。

 △FEマウントレンズが高くて、デカい。Aマウントのレンズを付けるのであまり関係ないのですが、ちょっとボディの設計に無理があるのかなと思ってしまう。

カメラのグリップだけで、大口径レンズを装着した状態を支えるのは色々不安。

 

SONY LA-EA3:新規購入

Aマウントのレンズをα7sにつけるために購入。EA4はでかすぎると思ったので、EA3を購入しました。

が、AFが異常に遅いです。MFで合わせた方が正直早いと思いました。

「MFしか使わないよ」という方は安くて軽いこちらがいいと思います。

 

SONY LA-EA4:LA-EA3から買い替え

でかすぎるけど、日中のAFスピードはモーター非内臓レンズでも使えるレベルになったので、初めからこっちを買うべきでした。

夜は迷った上に合焦しないので、MF限定です。

 

canon 5Dmark2(とEF 70-200mm f2.8L 初期型):もらいものなのでキープ

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EF70-200mm f2.8L (110mm)

 

ポートレートでこのセットを使ってみましたが、普段EVFでのライブビュー撮影に慣れているので、とても使いにくかったです。特に、引きでのピント合わせの時に、中心部以外のAF制度が悪いのが致命的で、ポートレート撮影ではしんどいなと思いました。

それなりに顔の大きく写る構図であればMFでもOKですが、拡大無しで開放で引きのMFは時間もかかるし、歩留まりも悪いです。

高感度は古いなりのスペックですが、日中の撮影であればシャドウ部の引き上げも調整範囲は現行機に劣るものの、問題ありませんでした。

70-200mmはオーバーホールに出したこともあり、すごく良かったです。ボケが自然に溶けていく。5Dmark3以降のボディとセットでなら使いたい。

 

眠くなってきたので、2灯オフカメラライティングと機材バッグの話は次回に回します。

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