ハーレー XL1200Cを購入して、しばらくは手持ちのKOMINEメッシュジャケットなどを着ていましたが、感性価値120%みたいなバイクなのだから、やはり乗る時の服装も拘りたいなと思いバンソンのシングルライダースを購入しました。
ただし、新品売価10万以上するものなので、とても新品なんて買えません。
それに、古着の方がこなれ感が出てかっこいいだろうと言うことで、22000円の古着を買いました。
以下、購入の際のポイントです。
[サイズ]
169cm、72kgで36がジャストかな!?と言うところです。
ユニクロだと、Mサイズを着ることが最近多いです。昔はsだった、、、
袖は乗車姿勢でぴったりなので、通常時は親指の付け根くらいまであります。
古着屋さん巡りして、他にいいものがないか物色したり、VANSONがあれば着てみたりしていました。
薄手Tシャツ×2、厚手Tシャツ×1で割とパツパツです。あとは薄手ダウンベストがぎり着れるくらいですが、2020年の冬は割と暖かかったので、それで乗り切れました。
[購入時のチェックポイント]
革の状態と、各部のほつれがないか、フロントを中心としたチャック類の端が破れてないかが一番のポイントだと思います。僕が買ったものは、革はそこそこスレ、色あせありましたが、その他の部分は雑に着られたようなダメージがなかったので、そこが購入の決め手です。
ライナー付き限定で探してましたが、以下の理由で安ければなくても良いと思います。
・厚みがある割にベスト形状なのであまり防寒効果がなさそうで使っていない
・チャックでつけ外しするので、気温によって脱着するのは面倒
ライナー使うなら、ロンTもう一枚着るなり、薄手ダウン着るなりして体温調整する方が楽ということです。
[着てみた感想]
アホみたいに重いし、古着なのに肩上がらないくらい硬いですが、バイクに乗る時にこれほどしっくりくるものはないなと思いました。
なぜかと言うと、ピタピタで着ると、ジャケットが上半身を支えてくれるからです。乗ってるのが全然前傾姿勢のバイクじゃないですが、それでも姿勢を維持するのがとても楽です。
転倒時の体の保護だけでなく、乗車姿勢をサポートしてくれるのには感動しました、そんな機能があったとは、、、。狙ってそうしてるのかどうかはわからないですが。
革は激厚だし、体が動かしにくいのもきっと安全性のバーターでしょう。バイクに乗るために服なので、乗らない時の機能性には目を瞑るのが良いと思います。
普段のカッコよさ重視なら、ファッションブランドのライダースを買いましょう。
リュック背負っても、軽ければ背負ってることがわからないくらい重くて硬いです。
インナーを調整すれば、10月から5月くらいまではイケそうな予感がします。風を全く通さないしぶ厚いので、それだけでも意外とあったかいです。
ポケット類は服自体がタイトで硬いこともあり、とても使いにくいです。チャックも大振りで鋭利。ただし、チャックの持ち手は頼りない。
[ここからはお洗濯です]
見た目の印象は良かったものの、レザーライダースはそうそう洗うものではないので、わかってはいたもののなんだか気持ち悪いです。おまけにちょっとカビ臭い。
前のオーナーさんは古着で買って、一度クリーニングして3年ほど着たそうなので、それは仕方ないでしょう。むしろその割にはカビっぽいの臭い以外は気になりませんでした。
クリーニングに出したいけど、いくらかかるのかわかったもんじゃない。
革靴が丸洗いできるんだから、レザーライダースも丸洗いできるだろうと!勇気を出してハンズにサドルソープを買いに行ってみました。
靴メンテコーナーの詳しい店員さんに聞いてみると、どうやらサドルソープはかなりキツイ(必要以上に革の油脂分を取ってしまって硬くなってしまうかも知れない)のでオススメしないとのこと。まずは、おしゃれ着洗い用洗剤とカビとりスプレーで試してみては?とのアドバイスを頂いたので素直に聞いてみることにしました。
以下、お家クリーニング手順です。
いかに形を整えて、素早く乾かせるかがポイントです。乾かすのが遅いと雑菌が繁殖して臭くなっちゃいます。それでも、完全乾燥まで3日くらいかかったように思います。
1、洗面台にお湯を入れて、洗剤を溶かす
2、ジャケットを思い切って漬け込む
もう後戻りできません。
3、あまり強くなりすぎないように押し洗い
黒い汚れが大量に出てきました、革の染料も溶け出してるとは思いますが、そのまま着てたらと思うとゾッとしました。
4、お湯で何回かすすぐ
5、タオルと一緒にネットに入れて洗濯機で1分脱水(重すぎてあまり回らなかった)
6、タオルをたくさん挟み込んで、サーキュレーターで送風しまくりながら乾燥
7、少し乾いて軽くなってきたら置き干しネットの上に移動させてサーキュレーターで送風しまくりながら乾燥
8、乾燥しきる前に、デリケートクリームを擦り込み
9、さらに乾燥して軽くなってきたら、厚めのハンガーにかけてサーキュレーターで送風しまくりながら乾燥
10、日陰で乾燥
革がたくさんん水を吸った状態だと、自重で革が伸びてしまいます。
11、デリケートクリーム擦り込み&黒の乳化性クリームでハゲてる部分を補修
今回は、革に入りやすく、乾燥もしにくいと店員さんにオススメされてこちらを新しく導入しました。匂いも癖がなくて良いです、国産なので値段も手頃。水分が多いと、革は潤いやすいが、その分乾燥するのも早いとのことです。
12、ブラッシング
この辺りは靴メンテと同じ
13、カビ防止スプレーをかけて、念のため何日か日陰干し(洗った後も臭いが気になったので)
こんな感じで結構な手間隙をかけてクリーニングを終えました。がんばった甲斐あって、特に痛むこともなく綺麗になりました。初夏に向けて、収納前にメンテナンスにいかがでしょう。
地味に大活躍の9年前くらいに買ったバルミューダのサーキュレータ。
コンパクトで、扇風機、部屋干し乾燥、換気まで年中使えるのが良いです。扇風機よりこっちがオススメです。