エボ ハーレーとスヴァルトピレンの日記

趣味のバイク(エボ ハーレー&スヴァルトピレン)、撮影などについてのブログです。

ハーレー スポーツスター 2004 XL1200C 購入記

 

 

今回はHarley - Davidson のXL1200C カスタムの購入記です。

 

2018年、10月に納車しましたが、一言で言うと「最高」です。

 

XL1200C、購入までの道のり。

 

1、「きっかけ」2004年頃

大きく遡って、当時、僕は大学生でした。時間もありましたので、飛び込みで大型免許を取得。

試乗会や、ディーラーを回っている中で初めて乗ったハーレー がXL883Rでした。

当時は水冷4気筒の1997 FZ400に乗っていたくらいなので、V-TWIN&クルーザにはそれほど興味はなかったのですが、エンジンをかけてもらって跨った瞬間、その鼓動感に衝撃を受けました。エンジンがフレームの中で生き物のようにブルブルと動いていました。

FZ400の前に乗った初めてのマニュアルバイクはSRV250S ルネッサで、それも素晴らしい鼓動感でしたが、それがさらにパワーアップしたような感じでした。

この時の強烈な印象が元になっています。

 

2、「これまで乗ったバイクたち」2002〜2016年

 

1、タクト 初めてのバイク。行動範囲広がって楽しかった。
2、ルネッサ 初めての2輪免許いるバイク。デザインとエンジンの鼓動感が良かった。
3、FZ400 四気筒の伸びに憧れて購入。北海道にも行ったりして、一番長く乗ったかも。
(このあたりで大型2輪免許取得、スポーツスターに試乗してから淡い憧れを抱く)
4、YZF-R6 SSに乗って見たかった。ポジション、乗り降り、渋滞、いろいろしんどかった。怖くて攻められないし、四気筒とかSSはもういいやと思う。
5、W650 楽なのがいいなと思って購入。初めての新車だが、不人気カラーのため安かった。楽だけど、エンジンが普通で物足りなかった。やっぱり鼓動感が欲しい。
6、シグナスX 足として購入
7、ルネッサ やっぱりマニュアルに乗りたくてヤフオクで安いのを購入。キャブとか、Fサスとか安いなりに調子悪かった。
8、ER-6n パールワイルドファイアオレンジに一目惚れ。自分にはちょっと乗りづらかった
9、フォルツァX 荷物のたくさん入る足として、シグナスとER-6nを処分して購入
10、T-MAX フォルツァに乗って、もうちょっと早いのに乗りたくなった。低速トルクがなくて、期待外れ。車を買ったので、あまり乗らなくなって売却。

5年くらいブランク(車に乗っていた)

11、フォルツァz 車処分に伴い、足として購入。そこそこ鼓動感あるし、車並に便利。乗りやすいので、身の回りの環境に注意しやすく安全なバイク。

 

そもそも絶対コケたくない、事故りたくないという思いが強すぎるので、10年以上バイクに乗ってて、コケたことは3回しかありません(ほぼ立ちゴケ)。バイクを操ることは下手ですが事故はありません。

 

立ちゴケ:2回(FZ400のとき)

低速コケ:1回(1台目のフォルツァのとき、左折する時に氷を踏んだ)

事故:0

 

そんなわけで、YZF-R6に乗った時に、「やっぱり飛ばさなくても気持ちよく走れるバイクが一番だな」と気づきました。

YZF-R6はポジションがキツイし、エンジンが熱いので、そこそこスピードを出して走らないとストレスの溜まるバイクでした。

ここからはゆっくり走っても楽しいかどうか、日常の足として便利かどうかでバイクを選ぶようになりましたが、いつも心の片隅には初めてハーレーに乗った時の鼓動感が残っていました。

ただし、いつも天秤で鼓動感の反対側に乗っているのは、

・ハーレー は車体が高い

・ハーレー は維持費が高い

・ハーレー は盗難される

というものでした。

 

3、「あれ、ハーレー買えそう」 2019年秋

その時乗っていたフォルツァは2回目の購入になるくらい、便利で乗りやすくて鼓動感もあって気に入っていたのですが、マニュアルのバイクに接するタイミングがある度に「やっぱりマニュアルバイクに乗りたいな」という気持ちは湧いてくるのでした。

そんな中、バイクで散髪に行った帰り、フラッと寄ったレッドバロンで見つけてしまったのが発売から15年ほど経ち、車体が40万円代まで下がったXL883でした。

買う気はなかったのですが、エンジンをかけてもらった時に15年前の衝撃が蘇りました。

その時は分かりませんでしたが、おそらく点火系とキャブをチューニングされていた車体で素晴らしい三拍子を奏でていたんだと思います。

ただ、いくら安いとは言え、今さら15年落ちの、しかも修理代の高そうなハーレー を買うのには気が引けました。

流れで同じお店にあった2015年辺りの、FI版のXL883Nのエンジンをかけてもらうと、これには全然テンションが上がりません。アイドリング回転数が高いし、不等間隔のハーレー らしい排気音が聞き取れませんでした(FIチューニングでキャブに近くすることはできますが、お高いです)。

 

ここでハーレー のネガな部分が完全に吹き飛び、「キャブモデルであれば、安い上に現行モデルよりテンションの上がる音と鼓動感が手に入る!」という発想になってしまいました。

 

4、「購入」2019年秋

手持ちの機材などを売り払えば、なんとか購入資金が工面できることが分かり、車両探しが始まりました。最初のレッドバロンの883も一応候補には入れていました。

 

1、レッドバロンでXL883R、XL1200Rをメインに在庫検索。全体的にちょっと割高。どうも消費税アップ前に、良いタマは売れてしまったらしい

 

2、グーバイクで近所のお店を検索、そこそこ近いお店にハーレーがたくさんあるのを発見。スポーツスターの在庫も何台かあるので、在庫が残っているか確認してから見にいくことに。

そこでの在庫は、

XL883N (ちょっと新しいけど、883&年式の割りに錆びている)

XL1200N (見た目最高だけど、スポーク中心にサビが気になる、FI)

XL1200C (ちょっと錆びてるけど、好みのカスタム多数、キャブ、マフラーうるさいのが気になった、キャブ)

XL883R (ピカピカだけど、883、FI)

XL1200R (多分キャブだけど、整備に時間がかかる、色があまり好みでない)

 

多分その場で1時間ほど迷った結果、キャブ&色&カスタムが決め手になって、奇しくも初めてハーレー に乗ったのと同じ2004年に作られたXL1200Cを購入することになりました。

2004年当時からメッキエンジンのモデルにあまりピンとこなかったのですが、車体色とのバランス、力の抜けるポジションが良かったので「これもいいかな」となりました。

実際に所有して撮影していると、とても綺麗なメッキで表情も豊なので、これで良かったなと思っています。

 

ハーレー多車種について:重い、デカい、高いという先入観でそもそも候補に入れていませんでした。また、その時はいかにもクルーザーな見た目があまり好みではありませんでした。

ただ、XL1200Cに乗る中でカスタムの参考にいろんなモデルを目にする機会が増えたこと、ハーレーがより好きになったことから、他のモデルも気になる今日この頃です。

 

購入記だけでずいぶん長くなったので、次回以降、車両レビューと、買ったものレビューをアップしたいと思います。

これからキャブ&ラバーマウントのスポーツスターを買う方の参考になればと思います。