エボ ハーレーとスヴァルトピレンの日記

趣味のバイク(エボ ハーレー&スヴァルトピレン)、撮影などについてのブログです。

Trippen磨き

今日は久々にTrippenのメンテナンス。

クリームを使うのは、大体半年に一回くらいのペースです。

ブラシでの埃落としはメンテナンスのときだけでなく、靴を履いた時は毎回です。

 

1、汚れ落とし

まずは、ブラシで埃を落とした後に、汚れ落としクリーム。

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布に染み込ませて、優しく拭き取ります。これだけでもくすみがなくなっていい感じ。

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2、乳化性のクリームを塗る。完全に油性のものと比べ、かなりさらっとした仕上がりになります。Trippenの直営店で買いました。Trippenと同じドイツ製です。

Trippen用に購入したものですが、ラナパーやその他ワックスに比べてベタつきがなく、仕上がりも香りも良いので、今はこれ一本です。

*どうも廃盤のようですが、最下部のリンクが代替品として使えるかも…

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ポイントは少しづつ手で塗り込むこと。布で塗り込むと、ほとんど布が吸ってしまうのと、指先を使うとより細かく塗り込めるからです。

いわゆるレザーオイルと言うよりはハンドクリームに近いので、いやなヌルヌルもありません。この作業を行った後は、下手なハンドクリームより手がしっとりサラサラになります。香りもよいので、靴の手入れが、なんか楽しくなります。

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3、ブラシでクリームを均等に馴染ませる。手だけではどうしてもムラが出てしまうので、ブラシで馴染ませていきます。この時点で自然なツヤが出てきます。

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4、磨く。ナイロン系の目の細かい柔らかい布で磨いていきます。さらっと。

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5、完成。オイルを使ったときのような表面のベタつきはないですが、しっとり自然なツヤがでます。

Trippenの場合は色を足さなくても、革の色がだんだん濃くなっていくので、コバのところ以外は基本は以上のメンテナンスだけです。

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Golf 中古で安かったのですが、前の人の履き皺が合わず、革も固めなので、長時間は痛い...

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ついでにBombも。写真にはないですが、Hafelも作業しました。

Trippen全般に言えることですが、靴の反りがいいためか、ソールが異常に長持ちです。

クッション性、革の追従性、フィット感もとても良く、歩くのが楽しくなります。

後は、革が靴の中の湿気をかなり吸ってくれるので、夏場も快適です。

展示会に行くときは天気さえ良ければ、迷わずTrippenです。NewBalanceと比べても圧倒的にTrippen。

長距離を歩くときは、くるぶしまで締め上げられるAlpinが特に良いです。

Bombは締め上げがほとんどないので、長距離を歩くのには向きませんが、アッパーが柔らかく、とても軽いので、ブーツなのに素足感覚です。座りっぱなし、立ちっぱなしの日にオススメです。

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ついでにTricker'sも。これは革の仕様上、味が出にくいので、濃いめのクリームを使ってわざと濃淡をつけています。

革がものすごく硬く、3年履いてもこの状態ですが、革の硬さを感じさせない履き心地です。これを履いていると、なんとなく背筋が伸びる感じ。

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trippen

私はカバンや靴などの外で使う物を買ったら、とりあえず防水スプレーを振ります。

革でも布でも。

雨はもちろん、汚れもつきにくく、付いても落としやすくなります。

とても空気が悪くなるので、使う時は外でどうぞ。