エボ ハーレーとスヴァルトピレンの日記

趣味のバイク(エボ ハーレー&スヴァルトピレン)、撮影などについてのブログです。

エボ ファットボーイ レギュレーター交換

晴れて納車された1998年式ファットボーイ。レッドバロンでホース類を始め、納車整備でかなりリフレッシュして頂きましたが、気になるところがあと2点ありました。

①レギュレーター

②カムベアリング

この二つです。

 

カムベアリングも気になりますが、自分ではできなそう&依頼すると高くつきそうなので異音に気をつけながら、こちらは様子を見ることに。

気にし出すと、全ての音が異音に思えてきます。

 

今回はレギュレーターだけ予防的に交換することにしました。

 

<変えたた理由>

・急に壊れるので人によっては、予備を持ち歩くらしい。

・これが壊れると、過剰な電圧によりバッテリーが道連れで壊れるらしい。

・どうやら1998年の登録以来、一度も変えられてなさそう。

・部品は社外品ならそんなに高くない&自分でもなんとかできそう

 

アメリカ製無期限保証のアクセルのものが良さそうでしたが、3万弱もするので、台湾製のドラッグスペシャリティーズ(8000円くらい)のものにしました。 

前車のスポーツスター では心配しすぎてかなり予備メンテにお金を使ったので、今回は極力節約する方針です。

 

<手順>

1、バッテリーのマイナス端子を外す。横着して15Aのヒューズを外して作業しようとしたらサーキットブレーカー(?)に繋がる配線を外そうとした時に派手に火花が飛びました。幸いケガはなかったものの、一気に萎えました。スポーツスター より楽ですし、電気系触る時はバッテリーのマイナス端子は必ず外しましょう。

 

2、古いレギュレータのカプラーを外す。ボルト×2を外す。サーキットブレーカー(?)に繋がる線を切る。ほんとは切らなくてもいいんですが、新しいを線を古い線につなげて引っ張ることで配線の取り回しを間違えないようにする意図です。やってみるとそこまでややこしい取り回しでもなかったです。

 

3、古い線を束ねてあるタイラップを切る

 

4、サーキットブレーカーに繋がる古い線に新しい線を結びつけフレームの隙間に線を通す

 

5、サーキットブレーカーを樹脂製のリアインナーフェンダー(?)の窪みから抜き、配線を外す。この部分の説明がwebでは見つからないのですが、配線の時の一番のキモだと思います。まあよく見れば外れそうな形をしているのですが。配線を留めるボルトが硬いので、サーキットブレーカーをペンチで挟んでボルトを回しました。

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<この配線はそのままでは外せない>

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<サーキットブレーカーの収まっていた窪み>

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<サーキットブレーカー? 黄色の線がレギュレータに繋がっていた>


 

6、新しいレギュレータの線に接点金具を取付け、各配線を繋ぐ。接点復活剤を塗っておきました。

 

7、新しいレギュレータをフレームに取り付ける。ここで問題発生!取付けは7/16のナットなのですが、差込角3/8のソケットではレギュレータのボルトが収まる部分が狭くて、片側しか締め付けられませんでした。レギュレータを片側に寄せた状態なら、なんとか片方だけ締め付けられましたが、もう片方が締まりません。いろいろ調べていると、差込角1/4のソケットであれば外径が小さくナットを締め付けられそうでしたので急遽そちらを用意しました。

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 <同じサイズのソケットなのに3/8と1/4で外径が全然違う>

 

   

<7/16 差込角1/4のソケット>  <3/8ラチェットしかなかったのアダプタも購入> 

 

 

これで完成です。問題なく走れて、急に止まる不安も解消されました。

 

ネットで調べたら長い配線を通すのに苦労しそうだったので、途中で継ごうかと思ってましたが、ショートさせた時にちゃんと配線含めて全て入れ替えることにしました。

そんな大電流が流れるところを途中で継ぐのは怖いなと思いました。

 

古い方の純正レギュレータは予備として携帯することにしました。